2010年04月29日

チッチと子

チッチと子

チッチと子

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2009/10/23
  • メディア: 単行本

 以前は良く石田さんの本を読みましたが、最近は相性が良くないのか、薄っぺらく感じてしまいIWGP以外は読まなくなりました。
 しかし、今回の作品は私が考える石田さんの作品らしく、非常に好きになりました。石田さんが得意とする感情の部分である、父と息子の親子愛についても、片側だけでなく、双方からの愛情が上手く伝わってきて、とても微笑ましく感じました。
 もしかしたら、妻を亡くした父と息子という設定が私と同じなので、共感しているだけかも知れません。また、人によっては、この物語のように、そんなに上手くいくかと思う人もいるかもしれません。
 でも、私には、石田さんが、”誰かが突然いなくなっても、日々は続き、それらは生活という営みの中であっという間に過ぎてしまうので、残りの人生をベストを尽くし、どうせなら楽しく生きましょう” と言っているように感じました。
 文学賞受賞後の二人の生活も見てみたいですね。

posted by せいざん at 11:35| 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 本2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
設定が同じだと共感する部分があるでしょうね。

生きている限りは、一生懸命にそして楽しく生きてゆかなければと私も思います。
いなくなった誰かも、そうすることを願っているでしょうから。
Posted by そのちゃん at 2010年04月29日 21:49
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