2013年05月12日

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [単行本] / 村上 春樹 (著); 文藝春秋 (刊)

 現物は見ていないですが、ロンドン三越で28ポンドで販売しているとなんかの広告で見ました。どうしても読みたくて、最悪は4200円(1ポンド=150円計算)出して買おうかと思っていましたが、たまたまロンドンに出張者があり、無理を言い日本から持ってきてもらいました。

 読みはじめると、最近の作品とは異なり、私が好きな村上さんの初期から中期にかけての作品のような感じで、あの頃のように吸い込まれるように読みました。しかし、賛否両論あると思うのですが、個人的にはエンディングに物足りなさを感じました。
 上手く表現できませんが、終わりが近づくにつれて文章の力がなくなっていき、もやもやとしたままで、終わりが来てしまうという感じでした。言い換えると、継続感のようなものがなかったという感じです。

 自分の読み込む力不足かなと疑問を持ち、少し時間を置いて読み返さなきゃと思う今日この頃です。

posted by せいざん at 20:47| 神奈川 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 本2013 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も、ちょっと前に読みました。
主人公と他の人のかかわり具合が、ノルウェイの森を思い出させるような感じでした。

エンディングは、もっと儚い余韻が残る展開も素敵なのかも・・・。

つくるは、ワタナベくんを現実っぽい世界に置いた男性かな。
ということはせいざんさんに似ているかもしれませんね。
Posted by そのちゃん at 2013年06月03日 23:38
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