2007年08月16日

ウォールフラワー

 スティーヴン・チョボウスキーさんの ウォールフラワー を呼んで。
 先日、ブックオフの105円コーナーで目が合い購入した3冊のうちの一冊。

 10代の喪失感を描いた作品で、”ライ麦畑でつかまえて”の現代版のような感じです。個人的には”ライ麦〜”より自分の気持ちに近いものがあるように思いました。描かれている時代背景が近いせいもあるでしょう。

 この本の中には、あの頃の自分が持っていたような気持ちが的確な言葉で書かれています。中でも印象に残った文章は。。。

○物事は変わるものなんだ。そして、人生はだれのためにも止まってはくれないのだ。
○私は自分のしたいことをする。そして、ほんとうの自分らしく振る舞うつもり。ほんとうの自分ってなにか、これから突き止めていくつもりだから。

 お酒をやめて3年間、止まらない人生に流されないように過す中で、本当の自分を上手く隠せるようになったつもりでした。しかし、最近ほとんど面識のない方に”ありのままのあなたを見てみたい”と隠していることを指摘され、びっくりすると同時に、なぜかその言葉は ”もう無理しなくていいよ” と聞こえました。
 そして1日、2日と経つにつれて、今年に入ってからずーっと感じていた迷いのようなものが消えていくような気がしました。
 あるがままに。。。ですね。

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2007年08月14日

木を植えた人

 ジャン・ジオノさんの 木を植えた人 を読んで。
 実は、一番好きな本です。以前持っていたような気がするんですが、なぜか家の中で見つからず、先日偶然にもブックオフの105円コーナーで目が合いました。状態もほぼ新品に近く、すばらしい出逢いに感謝したのは言うまでもありません。この日は3冊の本と目が合い購入したのですが、他の2冊についてはまた別の日に書きます。
 若い頃から、この本の主人公、エルゼアール・ブフィエのようになりたいと思っていました。今でもその気持ちには変わりがないのですが、この本に改めて出逢って、今の自分自身を見つめなおしなさいと言われたような気がしました。

 本当に世の中を変えるのは、静かな維持する意思に支えられた、力まず、目立たず、おのれを頼まず、即効を求めず、ねばり強く、無私な行為です。

 この文章を読みたびに、忘れないように手元において何度も読まなければならないと感じます。(大切なのに日々に流されてついつい忘れてしまうので)
 もし、まだ読んだことがないという方は是非手にとってほしい一冊です。

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2007年08月13日

赤い指

 東野 圭吾さんの 赤い指 を読んで。
 この本は、老齢化社会における殺人事件を描きながら、親子関係のあり方をテーマにした作品です。この場合の親子関係は、自分と親、自分と子供の場合の二つの親子関係を指しています。

 人間の寿命が長くなり少子化が進んだため、親の面倒をみることがだんだんと難しくなってきています。また、いじめや引きこもりにより、子供との付き合い方も難しくなってきているように思います。少し前までは、このような本を読んでも他人事のように感じていましたが、今ではこのような問題もきちんと考えるようになってきました。一言でいうと年をとったのでしょう。

 

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2007年08月10日

はじめての文学(浅田次郎)

 はじめての文学 浅田次郎 を読んで。
 著者が年少者向けに、自ら選者となって短編を選んだシリーズの浅田次郎版。
 先日、DVDで浅田さん原作の 地下鉄(メトロ)に乗って を観たのですが、本は読んだことがありませんでした。
 この本には、情熱的で読みやすい作品が多かったように思います。中でも、夕暮れ随道 が好きになりました。少し青臭いストーリーなのですが、自分の高校生時代を思い出させる作品です。(自分の高校生時代がストーリーに似ているわけではありません。また、舞台が地元である逗子・鎌倉であることも好きな理由のひとつです。

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2007年08月06日

作家の手紙

 作家の手紙 を読んで。
 この本には、36人の作家が書いた手紙が納められています。実話もあれば、創作の手紙もあり、どちらのパターンも作家が書いた手紙というだけあって、とても読み応えがあります。
 もともと、手紙を書くのが好きで必ず手書きで書くようにしています。(今日もお客様へのお礼状を手書きで書いていたら、皆にびっくりされました。)手紙を書くのが好きなので、家には季節に応じた便箋が常時20種類近くあります。この季節には、花火や風鈴の絵が入った便箋を良く使います。
 この本を読んで、いろいろと勉強になり、また近いうちに手紙を書こうと思いました。

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2007年08月03日

怪笑小説

 東野 圭吾さんの 怪笑小説を読んで。
 この本は、ナンセンス系の東野ワールドです。

 ばかげた話ばかりなのですが、代表的なミステリー作品の下敷きになっているような部分も多々あり、これらのような作品が東野さんの創作作業のバランスを保っていることがわかります。

 この本に納められている短編の中でも、”無人島大相撲中継”が好きです。この話は、豪華客船で旅行中に遭難し、無人島にたどり着きます。遭難した乗客のテレビもラジオもない島での楽しみは、もと大相撲実況中継をしていた方の過去の大相撲中継でした。まるでラジオの実況中継のような語りに、皆我を忘れて盛り上がっていくという話です。(落ちは別のところにあります。)

 この話を読んで、昔ラジオで浜村 淳さんの映画予告を良く聞いていたことを思い出しました。浜村さんの話がとにかく面白く、その解説の面白さに負けて、何度も映画を見に行ったものでした。(実際は浜村さんの話のほうが面白かったことも多々ありましたが。。。)
 あのラジオ番組、まだやっているのかなあ。。。

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2007年07月27日

手紙

 東野 圭吾さんの 手紙 を読んで。

 通常は原作を読んでからDVDを見るのですが、今回はその逆でDVDを見てから本を読みました。そのため、物語の流れは分かっていたのですが、それでも良い小説だなあと思いました。その理由は、ひとつひとつの言葉が丁寧に選ばれているように感じるからです。
 この本の中で、心に残ったのは次の文章です。

 真っ暗な洞窟の中を彷徨い続け、ようやくかすかな光を見つけたような気がした。ほかには、何の希望もない。ならば、その糸のような光の筋をたどっていくしかない。

 3年前の自分のことを考えたとき、こんな気持ちだったような気がします。そして気がつけばいつの間にか、洞窟の中を抜けていたような気がします。今はもう少し太い光をたどって、もっともっと光の差すほうへ進もうとしています。

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2007年07月25日

たぶん最後の御挨拶

 東野 圭吾さんの たぶん最後の御挨拶 を読んで。
 東野さんの4作目のエッセイであり、タイトルにもあるように最後のエッセイ集となるようです。東野さんのエッセイは面白くとても好きだったので、もう読めなくなるのかと思うと残念で仕方がありません。しかし、その分を本業の小説に注力するためと言うのですから、まあしょうがないと思います。
 年譜や自作解説、映画化についても書いてあるので、作品の裏にある背景なんかも知ることができます。もちろん、アホな話もたくさん収録されているので、単純に楽しむだけも可能です。
 何年カ後に気が向いたら、またエッセイを書いてくれたらいいのになあと思います。タイトルの”たぶん”に期待しています。


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2007年07月20日

レイクサイド

 東野 圭吾さんの レイクサイド を読んで。
 この本はミステリー系の東野ワールドです。
 読んでいて途中から犯人が分かってくるのですが、とても面白く読むことができました。 少し内容が薄い感がありますが、その分読み易いので、何もしたくない休みの日などの気分転換に向いているような気がします。

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2007年07月19日

人は話し方で9割変わる

 人は話し方で9割変わる を読んで。 
 この本を読んで、一番心に残った事は、”本当のやさしさはふれないでそっとしておく事ばかりではない。相手にとって必要なことなら、自分が傷つくのを覚悟の上で発言する態度も必要ではないだろうか” です。私は常々この大切さを感じて、傷つきながらも前に進もうとしていますが、最近ではこれができる人が本当に少なくなってきたと感じています。

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2007年07月18日

グラスホッパー

 伊坂 幸太郎さんの グラスホッパーを読んで。
 鈴木と鯨と蝉の物語。
 面白くて一気に読了しました。

 この本を読んでいると、世の中にいろんな仕事あるように、殺し屋業界にも、”自殺屋(自殺させる仕事)”、”押し屋(自動車や電車に向かって押す仕事)、”劇団(周りが皆でグルになって殺す)”があるような気がしました。
 本当にあったら恐いですが。。。
 
 他の作品も読んでみようと思いました。

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2007年07月16日

賢人の知恵

 賢人の知恵 を読んで。
 読む本としてストックを作るときの選び方は、次の5つです。
 
 1、好きな作家の本
 2、気になるキーワードをもとに選んだ本
 3、人が良いと教えたくれた本
 4、電車の中刷りや新聞広告から
 5、本屋や図書館で目が合った本

 この本は、本屋で立ち読みしているときに目が合いました。特に、帯に書いてある ”正しく生きるな、賢く生きよ。”に。
 この本には、1ページ完結で生き方についての240項目が書かれています。例えば、1項目の ”好ましい人と付き合う。”には、大事なのは知識より、知人なのだ、と書かれており、全くもってその通りだと思います。
 1日数ページを繰り返し読むことで、普段忙しさの中で忘れがちなことを、きちんと身につけることができる本だと思います。

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2007年07月14日

レバレッジ時間術

 レバレッジ時間術 を読んで。
 この本は、以前紹介した”レバレッジ・リーディング”の著者 本田 直之 さんによる本です。この本も同じように ようchan からいただいたのですが、時間の使い方が私とよく似ているので読んでみてください、とのことでした。
 確かによく似ています。

 早寝早起きすることで、早朝の時間を有効活用する。
 目覚まし時計を使わずに起きる。
 お風呂で本を読む。
 テレビをリアルタイムで見ない。
 などなど。

 中でも、”目覚まし時計を使わずに起きる”についてですが、この本の中で本田さんはカーテンを閉めないで、夜明けと共に部屋を明るくし、目を覚ますことを提案しています。しかし、私の場合は少し違って、起きようと思った時間に起きることができます。嘘のように聞こえますが、本当に起きようと思った時間の5分くらい前に目を覚ますことができるのです。念のため目覚まし時計はセットするのですが、鳴らすことはまずありません。たまに鳴らす時は、止めるのを忘れてシャワーを浴びている最中に鳴っている時や、目が覚めて時計を見て、”今日は時間ぴったりに目が覚めたなあ”と思った瞬間に鳴り出す時くらいです。(このときは自分の体内時間のあまりの正確さに驚きます。)つまり、目覚まし時計の音で目覚めることはないのです。
 このことに気づいたのは、10年か15年くらい前にテレビの特集で正確な体内時間を持っている人を見たときです。そのときの実験方法は、1週間くらいその人に密着して毎晩寝る前に次の朝起きる時間を申告させます。もちろん毎日違った時間です。すると被験者は、必ず申告した時間の5分間前に目を覚ますというものでした。そして、テレビを見た瞬間にそういえば自分もそうだなあと気づいたのです。このように体内時間を正確に把握できる能力は生まれつきのもので、正確な数字は忘れましたが、1万か10万人に1人の割合でいるようです。
 また、目覚ましの音は寝起きの脳に負担が大きいため良くないようです。 これを考えると、時間を管理するのが得意で寝起きが良いのは、便利な体をもっているおかげだと感謝するばかりです。

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2007年07月11日

カフカ短篇集

 池内 紀 編訳の カフカ短篇集 を読んで。
 以前紹介した ”読書という経験” という本の中で堀江敏幸さんが、この短篇集に触れていたので読んでみる事に。堀江さんは一番目の短編”掟の門”に心を打たれたと書いてあり、私もこの話がすぐに好きなりました。その他には、”喩えについて”が好きです。
 話は矛盾しているように思えるのですが、しかしその矛盾は、”存在悪”ならぬ”存在矛盾”としてなくてはならないような気がします。不思議と納得してしまう矛盾なのです。

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2007年07月10日

パズル・パレス 下

 ダンブランウンの パスル・パレス 下 を読んで。
 下巻に入ってから少しすると、犯人も分かりテンポも単調で、読み飛ばしがちになりました。ラングドンシリーズとは違って何か物足りないなあと思いながら読み進み、後半に差し掛かった頃から暗号解読が始まって面白くなり、最後まで引き込まれていきました。この解読の緻密なプロセスは誰にもまねできないでしょう。
 物語の中盤で感じた物足りなさは、あとがきを読んで分かりました。日本での発刊は去年ですが、この作品は処女作で10年くらい前に書かれていたためです。しかし、現在の問題であるネットの中のプライバシーについて10年前に触れているなんであらためてすごいなあと思うと同時に、日本のITは未だにアメリカより10年くらい遅れているんだろうなあと感じました。

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2007年07月08日

パズル・パレス 上

 ダン・ブラウンの パズル・パレス 上 を読んで。
 どんな暗号も数分で解読してしまうという、NSAのスーパーコンピュータ「トランスレータ」でも破れない暗号ソフト「デジタルフォートレス」のパス・キーをめぐる物語です。
 トランスレータは全世界のデータを傍受・解読できることから、プライバシーの侵害になることに憤りを感じた元NSA社員が、トランスレータの存在を世に明らかにするために、デジタル・フォートレスを作りました。トランスレータの存在を脅かすデジタル・フォートレスの利権をめぐり、さまざまな事件が起こります。。。

 ダビンチコード同様、非常に短い時間がテンポ良く丁寧に緻密に書いてあるので、ワクワクしながら一気に読むことができます。ちなみに、上巻の300ページが終わった段階で物語がスタートしてから3〜4時間しか経ってません。この独特な時間の流れ方こそ、この人が書くストーリーの面白さだと思います。

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2007年07月06日

「なんでだろう」から仕事は始まる!

 小倉 昌男さんの 「なんでだろう」から仕事は始まる! を読んで。
小倉さんはヤマト運輸の前会長であり、私が尊敬する日本の経営者の一人でもあります。ドラッカーにしても松下幸之助さんにしても小倉さんにしても、当たり前のことを当たり前のように語りかけてきます。でも、心に染み入るのです。たぶん私たちは忙しさの中で、当たり前のことを見失ってしまうからでしょう。そして、当たり前のことを当たり前に行うことが一番難しいからでしょう。
 小倉さんはこの本の中で、人間の中で一番大切なのは、「正しい心」と「思いやりの心」だと言っています。私がMOTで再確認したのも、小倉さんの言わんとする「倫理観」と「優しさ」の大切さでした。
 私たちが道を誤らないように、先人たちが本という形で残してくれた言葉を、何度も何度も読み返さなければならないと思います。

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2007年07月03日

ライフハックス

 先日いつも会社で本をお借りする人が、ニコニコしながら近づいてきました。手には本が。もしかして”マークスの山”の第2弾かと思いきや、”ハウツー本なんだけど、感想を教えてください”とのこと。

 ライフハックス 〜鮮やかな仕事術〜 を読んで。

 読み始めてしばらくはつまらないなあと思っていたのですが、認知リソースの解放については同じ意見なので非常に参考になりました。
 認知リソースの解放とは、やるべき事や、やりたい事を頭で覚えるのをやめることです。すなわち、これは覚えていなければならないこと総てを、頭以外の場所にリスト化することです。私自身、手帳やノート、To Do用の紙を持っており、仕事、プライベートなどのどんな小さなことでも書き込むようにしています。このことを私の言葉では、”紙に覚えてもらう”と言うのですが、これを行うことでやり忘れを無くすことができるだけなく、覚えておくことで発生するストレスを少なくすることができます。
 私は内容に応じて書き込む紙(ノート、手帳など)を変えているので少し管理が複雑ですが、この本では自分宛にメールして管理する方法なので、一元管理ができて便利だなと思いました。
 紙にもすぐ書ける、どこでも読めるというメリットがあるので、やめることができませんが、今後はメールでの自己管理もやってみようと思っています。

 (残念ながら、アマゾンでこの本を見つけることができませんでしたので、いつものリンクはありません。)

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2007年06月30日

酒乱になる人、ならない人

 酒乱になる人、ならない人 を読んで。

 お酒を飲まなくなって3年以上が経ちますが、お酒に依存していた頃に戻るのが恐くて未だに飲めません。というのも、以前なんかの本で読んだ話がとても印象に残っているからです。

 その話は、アルコール依存症のため断酒して10年以上お酒を飲まなかった人が、祭りのときに見知らぬ家に入って水を一杯所望したところ、その家の方が祭りだったので気を使って冷酒をコップに出してしました。それを飲んでしまったことで、さらに酒を飲み大暴れし病院に運ばれてしまうという話です。たった一杯の酒が、10年以上の年月を台無しにしてしまうという話です。
 
 飲酒のメカニズムが分かれば、この話を必要以上に恐れなくても良いような気がしてこの本を読んでみました。
 結果。。。先ほどの話は大袈裟でもなんでもなく、本当の話のようです。これは、一旦アルコールに依存してしまうと、脳に依存形成という変化が起こり、それが維持されてしまう為です。
 したがって、アルコール依存症の治療法は進歩し断酒できる人が増えていますが、一旦できた依存形成がなくならないという意味では、アルコール依存症は簡単に再発する治らない病気であるとも言えます。
 
 この本を読んで、これからもずっと飲まないほうが良いということが分かりました。

<参考>
アルコール依存とは大酒飲みや、飲んで問題を起こす人だけではありません。精神的、身体的に依存していることを指し、むしゃくしゃしたときに飲みたくなったり、一人でなんとなく、または寝る前に飲んだりすることも含みます。
したがってこの本のスクリーニングテストを見ると、私が知っているほとんどの人が大小の差はあっても、アルコール依存だと思われます。

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2007年06月29日

読書という体験

 読書という体験 を読んで。
 この本は、作家をメインとした34人の読書(本)に関するエッセイで構成されています。
 どうしてそんなにたくさん本を読むのか?と聞かれることが多く、その度に”現実逃避のためです。”と答えるのですが、自分でもどうしてかなと思いながら、この本を読んでみることに。
 あらためて、本を読む理由を考えてみると。。。

1、現実逃避(物語にのめりこむことで現実を忘れるため)
  お酒やギャンブルの替りかなと思っています。
2、集中力を高めるまたは、集中力のバロメータ
  一定のリズムで読み思考することで、集中力を高めます。
  本に集中できるかどうかで(特に朝の通勤時)、今日の集中力の有無をはかります。
3、今の自分に必要な言葉を捜す
  迷っているときなど、本の中の言葉から勇気づけられるため。
4、ただ単に本を読むのが好き
  本を読むと感動したり、納得したり楽しい。
5、本を読むのが習慣になっている
  癖というよりは中毒という表現が近いかもしれません。
6、知識・教養が増える
  仕事のアイデアや効率化に役に立っていると思います。

 この本の中で共感したのは、藤原 正彦さんの文章です。

 長期的視野や大局観を得るためには、若いうちから現状を離れ大きな枠の中で人間の本質に迫らなければなりません。そのためには、時空を超える唯一の方法である”読書”を通して、古今東西の偉人賢人の声に耳を傾け、庶民の哀歓に心をふるわせる必要があります。また、これはリーダーの条件でもあります。

 これを読んで全くその通りだと思いました。そして、今まで出会った女性の多くが言っていた”本を読まない男は好きにならならい”という意味がよく分かりました。つまりこの言葉は、時流に流されず高いところから全体を見渡して、その都度の対処療法ではなく将来を見据えた判断ができる男が好きだと言っていたのです。

 もてたい人ほどもっとたくさん本を読むべきだなと思いました。。。(笑)

posted by せいざん at 23:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 本2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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