2012年09月16日

月下の恋人

月下の恋人 (光文社文庫) [文庫] / 浅田 次郎 (著); 光文社 (刊)

 東京との往復を繰り返し時差ぼけに悩まされながら、少しでも集中力をあげようと読んだ本です。浅田さんの短編は好きなのですが、この本はあまり心を打つ物がなかったような気がします。私自身の精神状態が安定していなかったからかもしれません。
 なかでもこころに残っているのは、”あなたに会いたい”です。男側、女側の両方から感じる暗い余韻がなんとも言えません。自分のこころの暗闇にある忘れようとしているものを思い出してしまいそうな、そん余韻です。

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2012年09月15日

K's First Case

K's First Case(Kの初めての事件)[L3]【RCP1209mara】

 英語多読マラソンの一貫として読みました。
 あるお金持ちの家で起こった密室殺人を、容疑者との面談を通じてKが謎を解き明かしていく話です。
 思った以上に平易な文章で書かれ、ありきたりのトリックと結末ですが、それだけに楽に読め、英語を読みことの自信に繋がると思います。私には少し簡単すぎましたが。。。

 この本の語数が約8,000語だったので、これで私の英語多読マラソンは19冊262,000語になりました。

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2012年09月14日

天国までの100マイル

天国までの百マイル (朝日文庫) [文庫] / 浅田 次郎 (著); 朝日新聞社 (刊)

 この本もこの数ヶ月の間に読んだ本です。なぜか浅田次郎さんの本が読みたくなり、100マイルと言う言葉に惹かれて読みました。今住んでいるところからイギリスの現地法人があるところまで約100マイルだからかも知れません。
 
 病気の母親を助けるために、100マイル離れた病院まで送り届ける話です。お金も家族も失った男が再起をかけて取り組んだこと、それは母親を助けることでした。
 涙あり笑いありの話に癒されながらも、本当に大切な物は何かを考えさせられる本でした。

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2012年09月09日

無所属の時間で生きる

無所属の時間で生きる (新潮文庫) [文庫] / 城山 三郎 (著); 新潮社 (刊)

 城山三郎さんの本を読みました。集中力がでない時は、このようなエッセイや短編を読みます。イギリスの今の家に住み始めた頃に読んだ本のため、内容があまり思い出せませんが、自分を見つめ直すためのたくさんのヒントが書かれていたように思います。
 イギリスに赴任したこと、この本に出会ったこと、無所属の時間が増えたはずなのに、精神的には減っているように感じること。
 時間の使い方を変えなさいと言われているような気がします。。。

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2012年09月08日

Shakespeare his life and plays

Shakespeare- His Life and Plays (Penguin Longman Penguin Readers) [ペーパーバック] / Will S. Fowler (著); Penguin (刊)

 3ヶ月ぶりにブログをアップします。6月、7月は東京とロンドンの往復でほとんど本が読めませんでした。8月も疲れが出たのか読書は進まず。。。そんな中で数冊読んだ本を徐々にアップして行こうと思います。
 まずは英語の本です、今年中に100万語を達成したいと思いながらも、あまり進んでゆきません。頑張らねばなりません。

 イギリスと言えばシェイクスピアですが、今回読んだのは作品ではなく、彼の生涯について書かれた物です。あくまでも概略ですが、彼の人生や彼が生きた時代背景を知ることができる本です。

 この本の語数が約15,000語だったので、これで私の英語多読マラソンは18冊254,000語になりました。
 引き続き頑張ります。

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2012年05月28日

僕の音楽武者修行

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫) [文庫] / 小澤 征爾 (著); 新潮社 (刊)

 イギリスに転勤が決まった時に、ふと目が止まったのがこの本でした。それ以来少しずつ読み進め、ようやく読了しました。
 小澤さんは24歳の時に単身で渡欧しました。富士重工から欧州で走りながら宣伝するという条件でスクーターをもらって。実に今から53年前で、交通の便も悪ければ、当然インターネットも無い時代に。それに比べれば自分なんかどんだけ恵まれてんだと思いながら読みました。
 失敗談に共感しながらも、失敗をも喜びにしているような感覚がとてもうらやましく感じました。良いことも悪いことも楽しめることが小澤さんのような成功者の条件なんだろうなあ。
 特に共感した項目は”食物へのノスタルジー”にある、外国へ出ると子供のころから食べ慣れたものへ執着が凄くなるということです。私も今は日本食が食べたくて、サービスアパートの共同キッチンで必死に自炊しています。そのおかげで、なんとか良好な体調と精神を保てているのだと思います。日本にいる時にあれが美味しい、これが美味しくないと言ってことが、あまりにも馬鹿げているとに気づき、大反省です。もうひとつは、
 ”日本を出て西洋に来たことで、西洋の良さを知り、日本の良さを知ることが出来た。”
 私はロンドンへ来てまだ一ヶ月弱ですが、既に同じようなことを感じています。日本を見つめ直し、自分を見つめ直すための、今後のイギリス生活が非常に楽しみです。

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2012年05月24日

遥かなるケンブリッジ

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫) [文庫] / 藤原 正彦 (著); 新潮社 (刊)

 4月1日から英国事業担当となり、5月2日にロンドンに移動してから3週間が過ぎました。なかなか家が決まらないこともあり、2週間前からサービスアパートに泊まり共同キッチンで自炊を始めました。自炊のおかげで時差ぼけも完全に抜け、健康管理と精神安定に繋がっているように思います。

 時差ぼけの一番やっかいなところは、物事を考える時に集中力が続かないことと、睡眠が浅いため記憶が定着しないことです。これらの理由で読書が上手く出来ない中で、こつこつと読んだのがこの本でした。

 この本にはイギリス人の特性が明確に書かれており、非常に参考になりました。また、イギリスに来てから感じている、”僕自身イギリス人っぽいなあ”、”僕この国好きだな”という思いを裏付けるような内容でした。

 物を大事にする。
 取っ付きにくい(シャイ)けど話好き。
 世の無常観をユーモアで隠す
 
 もう少し時間が経ちイギリスという国に馴染んできたら、再読したいと思います。その頃には、もっと頷きながら読んでいることでしょう。

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2012年04月30日

使いみちのない風景

使いみちのない風景 (中公文庫) [文庫] / 村上 春樹, 稲越 功一 (著); 中央公論社 (刊)

 58の写真と村上さんの3つエッセイが収録されています。読んでいると、昔流行った風景ビデオを見ているように時間が過ぎてゆきます。
 
 時間がないけど、どこかに行きたい

 そんな時に開いてみると良い本かもしれません。

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2012年04月29日

朝イチでメールは読むな!

仕事ができる人に変わる41の習慣 朝イチでメールは読むな! (朝日新書) [新書] / 酒巻 久 (著); 朝日新聞出版 (刊)

 タイトルに惹かれて読みました。
 タイトルの意味は、大切な時間には、それに見合った活動をしなさいということだと思います。つまり、朝イチの一番頭がクリアな時に、惰性でメールを見るより、大切な決断を含んだような仕事をするほうが、効率的だと言うことです。
 私もそう思っており、同じようなことを実行してきました。そのため、読んでいると私と行動が良く似ているなあと思うことが多々ありました。

 ふたつのことに共感しました。

 他人の評価よりも、自分の生き方を貫き仕事と真摯に向き合うことが重要
 経営者は孤独であり、その宿命を背負う覚悟が必要である

 特に後者は非常につらいことで、あきらめるしかないことだと感じています。

posted by せいざん at 14:58| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

祖国とは国語

祖国とは国語 (新潮文庫) [文庫] / 藤原 正彦 (著); 新潮社 (刊)

 最近は藤原さんの言葉が心に染みます。
 この本は以下の3つに分かれています。

 1国語教育絶対論
 2いじわるにも程がある
 3満州再訪紀

 1国語教育絶対論では、英語より国語を学ぶことが、国際人として必要なだと説かれており、私もそうだと思っています。英語はあくまでも道具で、話すことの中身が大切なのだから。

 2いじわるにも程があるは、1ページから2ページのショートエッセイで、どの話も面白くて笑いが止まりません。

 3は母親である藤原ていさんをつれて、家族で満州へ訪問した際の話です。自分のルーツがどこにあるかをいつも意識しておきなさいと、言われたような気がします。

 お薦めの一冊です。

posted by せいざん at 14:49| 神奈川 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 本2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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